::: いたち草 :::
第17話
足手まとい
「フフフ、そんなにウレシイか。じゃあ、まず死体を鑑識に回して、われわれは黒鬼村にむかおう」
「ちょっと待ってください」
私は、部屋を出て行こうとする刑事を呼び止めた。
「どうした?」
私は言った……
A.「この屋敷の中にもっと調べるべきモノがあるんじゃないでしょうか?」
B.「外泊するならママに電話しなきゃ」
C.「どうしたもこうしたもねえよ。胴の下は足だよ」
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