現代アートの世界でも意欲的な活動を続けるしりあがり寿の、伊勢丹では 2 回目となる個展 を開催いたします。 ゆる和第 2 弾となる本展では、サブタイトルに “ 月と劣化 “ と題し、秋の季節、そして日本独自の無常観になぞらえた作品たちを制作しました。 「わび・さび・ゆる・ダメ」をテーマに、日本の伝統美を独自の視点でゆる〜く表現 した墨絵、屏風、木製パネルといった平面作品約 50 点、陶芸作品約 150 点を展示予定です。 しりあがり寿ならではの、どこかゆるくて笑えてしまう、新感覚のわび・さびをご体感ください!
■しりあがり寿個展『~ゆる和Ⅱ~月と劣化』 2018年8月22日(水)~28日(火)10:30~20:00 最終日18:00まで [会場] 伊勢丹新宿店本館5Fアートギャラリー 〒160-0022 新宿区新宿 3-14-1 [入場] 無料 [作家在廊] 8/22(水)・23(木)各日15時〜18時、26(日)14時〜18時 [ライブペインティング] 8/26(日)14時〜14時半 暑い夏でした。命の輝く夏が終わりやがて秋がやってきます。 秋は命が役目をはたして枯れてゆくいわば「劣化」の季節。 がんばることも大切だけどどこかでダメを受け入れないと仕方ない。 色褪せた神社、苔むす野仏、漏電する地下鉄、痛む腰あがる息、時代遅れのシステム、廃墟、老人だらけのアパート、キレる大人、自分と自分たちをとりまく「劣化」。 すべてのものが崩壊や剥落、腐敗や溶解を経て無に帰すこの世界。 無に向かう「劣化」にはそんな自と他の対立が消え全てが調和するエクスタシーがあるのかもしれません。 またそれはワビサビはじめ日本に根づいた無常観とも近いものがあるのかもしれません。 そしてそんな「劣化」をやさしく見守る秋の月。 今回はそんな劣化やお月様から思いつくままにいろいろなものを作ってみました。 どうぞ、夏の終わりに来るべき劣化をお楽しみください。 しりあがり寿 ※プレスリリース(作品写真など)を用意しております。お問合せはNODA CONTEMPORARY(担当:黒坂 / 三原 info@nodacontemporary.com 電話 052-249-3155)まで。
※伊勢丹新宿店本館5Fアートギャラリー サイト →
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